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2020.08.06
介護ニュース

介護報酬を引き上げ、介護職の賃金水準改善を求める「50万人署名活動」スタート!

 介護の現場における人手不足がなかなか改善しない原因の1つに挙げられるのが、賃金水準の低さ。平たく言えば、他の業種よりも給料が安い、ということですね。過酷な労働環境のわりに。

 そんな中、およそ8万4000人の介護職らがつくる労働組愛「UAゼンセン日本介護クラフトユニオン(NCCU)」が、「介護職の低い賃金水準の最大の原因は、介護報酬。水準の是正を求める必要がある」と主張し、「このままでは人材不足により介護を必要とする高齢者への対応ができなくなり、介護難民が多数発生することは明らか」と問題を提起。来年4月に迫る次の改定で介護報酬を引き上げ、全産業平均を大きく下回る介護職の賃金水準の改善を求める「50万人署名活動」をスタートしました。

 具体的な要請内容は、(1)介護従事者が介護の仕事を安心・安定して永く続けることが出来るように介護報酬を設定してください。(2)ご利用者、ご家族、介護従事者が、理解し納得できるよう簡素な仕組みの介護報酬を設定してください。の2点。署名の受け付け期間は、10月5日まで、としており、NCCUは公式サイトや専用ツイッターなどで理解と協力を呼びかけています。

 集めた署名は、厚生労働大臣などへ提出するそうです。次の報酬改定の内容が固まるのは、今年の年末。それまでに、「介護保険制度を“働く側”から崩壊させてはならない!」というNCCUの訴えは政府に届くのでしょうか。署名用紙は公式サイトからダウンロード、プリントアウトできますので、そこへ記入してUCCU本部へお送りください。送付先などの詳細もNCCU公式サイトまで。また、多忙やコロナ等で外出困難な方は、Web署名(change.org/NCCUyomei)も開設していますので、こちらをご利用ください。
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