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2020.07.26
介護ニュース

新東工業、排泄検知システムを開発し、医療介護分野へ本格参入

介護においてやらなければならないことは数多くありますが、その中で最も大変なものの1つが「排泄」です。自宅で介護をされておられる場合は、被介護者が自分で「排泄」をできなくなったら、施設への入居を考えたほうがいい、といわれるぐらい、介護における「排泄」は重要な問題です。

自宅でも大変なのですから、当然、過重労働や労働力不足が深刻な問題となっている介護施設などでは、被介護者の排泄ケア業務による介護職員の身体的・精神的負荷がますます大きくなっています、そのうえ、最近は新型コロナ感染症に対する懸念も加わりますから、清潔で安全な排泄ケア環境の実現はかなり切迫している問題と言っていいでしょう。

 そうした課題に対処するため、新東工業株式会社(愛知県・名古屋市)は、ウェアラブルで排泄情報を検知するシステムを開発し、介護医療分野へ本格的に参入すると発表しました。

 このシステムは、不識布袋に入ったセンサーがおむつ内部の排泄物の臭いを感知することで排泄の有無を検知。排泄情報をリアルタイムで無線通信にて端末へ送信します。おむつの内側に装着するため、移動中や外出時の検知も可能です。

 従って、介護職員は、被介護者の併設状況を都度確認する必要がなくなり、排泄情報を受信したときのみ排泄ケア業務を行えばよく、負担の軽減につながります。また、被介護者は、排泄後のケアを迅速に受けられるようになるため、皮膚トラブルの軽減や、クオリティ・オブ・ライフの向上も期待されます。詳細・お問い合わせは新東工業(http://www.sinto.co.jp)まで。
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