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2020.12.21
介護ニュース

ICT(通信技術を活用したコミュニケーション)で認知症予防ができる! コロナ禍でもおうちでできるコミュニケーションとは

コロナウイルス感染症が流行することにより、高齢者にはとても多くの犠牲をもたらしています。
感染してしまうことはもちろん、外出自粛により今までの生きがいであった趣味やイベントに行けなくなったり、遠方の家族やお友達にも会えなくなったりします。
それは、高齢者の孤立化や運動機能の低下、認知機能の低下につながっていくものです。
介護や認知症のリスクを招いているといっても過言ではないですね。

そんな高齢者の暮らしを支えるべく、インターネットなどの情報通信技術を使ったコミュニケーション「ICT」の利用を試みている自治体が増えてきています。
大阪府泉大津市では、70歳以上の高齢者10人を対象に「まごチャンネル」を開設し、スマートフォンなどで撮影した動画や写真をテレビで見られるように送信できるサービスを始めました。
まごチャンネルはそれだけではなく、コロナ禍でもおうちでできる健康維持のための顔面体操や早口言葉なども行っています。

使い方はとても簡単で、受信機を付けたテレビさえあればリモコン一つで操作することが可能です。
使い慣れたテレビで操作できるのは、高齢者の方にもわかりやすいですよね。
実際、高齢者の方々はインターネットなどの情報機器を敬遠していますので、このコロナ禍の孤立化をどうやって防ごうかというところが問題でした。
そこで誰にでも親しみのあるテレビを使うことで、令和の回覧板となるよう情報発信をしていくことにしたのです。

高齢者と家族、地域を結ぶ大切な手段となるICTは今後もさらに活用されていってほしいですね。
それには、使われる機器も高齢者が使いこなせるシンプルなものでなくてはなりません。
また、使いこなせるようになるまでのサポートや継続していけるサポート体制も整備していく必要があります。

コロナ禍で人と会うことが減った今、このようなICTで、顔を見ながらコミュニケーションを取れることは、高齢者の生きる力につながっていきます。
それが認知症予防に有効なのは間違いないですね!



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