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0200.12.03
介護ニュース

高齢者施設や病院にオンライン面会を導入 会えない時間も心はそばに

コロナウイルスが猛威をふるい、高齢者施設や病院での面会が制限され、精神的にもつらい日々を過ごしている方がたくさんいます。
すべての家族や事業者がオンライン環境を整備できることが望ましいのですが、資金面、技術面を含めなかなか難しいのが現状です。
そんな中、この問題を解決するべく、高齢者施設や病院でのオンライン面会を導入が進められています。

名古屋市のちくさ病院ではクラウドファンディングを利用し、タブレットを使ったオンライン面会を導入するプロジェクトを始動しました。
これは、名古屋市の高齢者施設約50施設に、タブレットを届けるための購入資金を集めるプロジェクトです。
目標額はタブレット50台分の300万円。
自分の病院だけではなく、名古屋市全体の高齢者に寄り添った地域包括ケアの要としての活動は、大きな影響を与えています。

このちくさ病院では11月から厚生労働省は高齢者施設面会の規制緩和をすることを決めましたが、まだまだ感染への心配は尽きません。
オンライン面会を実施しており、コロナでの面会制限期間中の対応をとっています。
面会はホームページから申し込みをし、ZOOMを利用します。
操作方法も詳しくホームページにかかれているので、初めての方でも大丈夫。
指定の時間に病棟とご自宅をつなぐことができ、遠く離れていても面会をすることができるのです。

全国有料老人ホーム協会もホームページ上で、「オンライン面会のすすめ」を示しています。
ZOOMはやったことがない人でも簡単にできるLINEでのオンライン面会や動画を撮影してYOUTUBEにあげる、なども心をつなぐ方法の一つですね。

施設には、可愛い子どもや孫に会いたい人がたくさんいます。
また、親孝行、祖父母孝行として、入居者の方々に会いたい人もたくさんいるのです。
現在はコロナウイルスにその願いを絶たれてしまい、その方々は寂しく悲しい思いをしています。
面会ができれば、それは皆様の生きる力につながります。
「会いに来てくれない」と家族に見捨てられた気持ちにならないよう、オンライン面会が一刻も早く普及し、すべての患者さんが元気になれるよう願っています。
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