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2020.11.11
介護ニュース

介護施設の「オンライン見学」、73.4%が「利用したい」と回答するも、「実際に見に行く施設を選ぶ際の検討材料」に過ぎないことが明らかに

 介護施設を検討する際、事前に施設を見学するのは当たり前。しないよりはしたほうがいいに決まってますよね。しかし、コロナ以降、多くの施設が、感染防止のため、施設見学はご遠慮下さい、としていましたが、こうもコロナが長引くと、いつまでも見学禁止というわけにもいかず、そろそろと見学を受け入れている施設もあれば、「オンライン見学」へと切り替えた施設もあり、対応は施設によって分かれているのが現状のようです。

 その「オンライン見学」について、皆さんはどう思っているのか、ちょっと興味ある調査結果が発表されたので取り上げてみました。

 1000件を超えるデータから構築したAI×入居後モニタリングで老後の幸せをつくる高齢者向け住宅施設紹介サイト「ココシア」(運営:株式会社ステッチ)が、全国40歳~60代の親の介護施設選びを検討中の男女合計323サンプルを対象に実施した、介護施設の「オンライン見学」に関するネットリサーチによると、「オンライン見学」を利用する目的は、73.4%の人が、「実際に見学に行く施設を決めるのに利用したい」と回答しました。

 ただし、一方で「オンライン見学」で障害になる可能性があることは、70.6%の人が、「施設の雰囲気がわからない」と答えています。

 その他さまざまな項目への回答から推定されるのは、「オンライン見学」では施設の雰囲気を掴むことができないため、入居先を「オンライン見学」にて決定することは難しいこと。多くの人にとって「オンライン見学」とは、「実際に入居先を決定する」というより、あくまでも「実際に見学に行く施設を選ぶ際の検討材料としたい」というニーズであることが明らかとなりました。

 要するに、入居先の決定は実際に施設へ足を運んでみてから。「オンライン見学」は、その施設を選ぶ際の検討材料に過ぎない、というわけですね。また、多くの人は、「施設の雰囲気」が伝わり、必要な情報を「30分未満」で入手できる簡潔な「オンライン見学」を求めている、ということもわかっています。皆さんはいかがでしょうか?


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